むかご歳時記

 むかご(零余子)自然薯芋の葉腋に出る芽
むかごのようにデジカメで撮った写真を粘り強くUPしてみよう

遠賀川のブラックバスを食べた

2009-01-17 21:07:11 | 水辺館
黒川の蛍の保護活動等でご理解、協力を戴いている国土交通省直方河川事務所のイベントに参加した。
このイベントの参加は今回で3回目である。
前回は11月に開催されて遠賀川のカネヒラを観る事が出来た。
今回は「遠賀川の自然をたべる」のサブタイトルで開催された。
ブラックバスの揚げ物、ブルーギルのフライ、塩焼き、燻製など色々初めての食べ物ばかりだった。



イベントに参加



今回はこのブラックバスとブルーギルを食べるのが小生のメインである。
参加費300円を払って受付を済ませた。
しかし、参加費300円では、いきなりは食べさせてくれない。

先ずは前回調査したドブ溝の改修をテーマに班毎のデスクワークで改修計画書を作成した。
長靴などの身支度をして、作業区域の溝に行った。



ゴミ拾い
しかし、ただでは行かせてくれない。
各人にゴミ拾いの袋とグッツを手渡し、目的地までゴミを拾いながらの集合である。
300円でブラックバスを試食するには、色んなハードルが待っている。



前回生き物の調査をした溝である。
班毎のデスクワークつくった設計図に従ってここで工事をした。
左の旗が各班の持ち場の区切りの印である。



工事用の資材が準備してある。
一輪車やスコップなどもある。



割り当てが2班だったので、そこで作業をした。



設計図に従って石を並べたり、砂利を一輪車で入れたり、本格的である。



作業時間30分で植栽迄して完成である。
工事前の写真と比べれば明らかに水路に変わっている。

帰りはゴミ拾いはせずに、バスで食事会場迄送ってくれた。



これが今日のメインのブラックバスをF先生が手際よく捌いて見せてくれた。

寒鮒のこの季節に生きたままのバスを捌くので美味しそうである。
しかし、洗いや、刺身では食べない方が好いといっておられた。
寄生虫がいるのかな?

右下の容器の中の川えびは
水が奇麗な黒川の上流で昨日捕まえてきたと説明しておられた。
かき揚げにして食べさせてくれたが、美味しかった。



瞬く間に見事に捌いてしまった。



こちらが、フライや燻製にする白身の部分である。



コンロの方では、我々が工事をしている間に捌いた、ブルーギルとカワムツの塩焼きが出来ている。
左がカワムツ、右が目的のブルーギル
生れてはじめて食したブルーギル????

実は特別食べたい気分にもなっていないのでソロッと口にしたが????
骨は硬いし、少し匂いもしたようだ。
左のカワムツは凄く美味しかった。



これはブルーギルのフライを揚げる前の姿。
熱々のフライはブルーギルもブラックバスもそん色なく美味しかった。



河川敷を散策しておられたアメリカ帰りのお父さんが3人の小さな子供を連れて飛び入り参加。
塩焼き、フライの試食に、予め準備されていた、鯉こくと美味しいカレーライスまで試食されて、最後は参加者、
差し入れのリンゴまで試食して、満腹の笑顔で子供達がバイバイをしていった。
あの、親子の食べっぷりからすると、一般人がブラックバスを食べるのに何にも抵抗は無いようだった。



300円で腹いっぱい魚やカレー、災害時の非常食五目飯などを食べて満腹したが、
そのままでは返してくれない。
室内に戻って、班毎の成果発表会が待っている。
各班の発表で、いずれも自分たちの区域の水路が一番出来が好いと
自慢して発表していた。

この時期、当分は大雨も降らないだろうから、砂利が固まったり、
植物が生えたりして、春先の雨の水量位だったら
持ちこたえられる水路かもしれない。
でも、6月の大雨ではどうなるだろうか?

楽しみである。










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